マリモ地方創生リート投資法人

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ご挨拶

マリモ地方創生リート投資法人
執行役員北方 隆士

 

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 本投資法人は、投資主の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様のご支援の下、2016年7月に東京証券取引所不動産投資信託市場に上場以来、総合型REITとして地方中心に投資・運用を行っています。日本全国に住む人々が自らの地域の未来に希望を持ち、個性豊かで潤いのある生活を送ることができる地域社会を創生する一助となり、本投資法人を通じて誰でも地方創生に参画でき、その創生の果実を享受できる仕組みを作ることを目指しております。

 第17期には、成長戦略の一環として、2024年8月にポートフォリオの質的向上と収益変動リスクの低減を狙った資産入替により、アルティザ千代田の準共有持分60%を譲渡し、投資主の皆様に約1.8億円の譲渡益を還元しました。また、7月に3物件、9月には上場後5回目となる公募増資にて6物件、合計9物件(レジデンス1物件、商業施設4物件、ホテル2物件、物流施設2物件)、総額127.18億円を新たに取得しました。その結果、当期の営業収益は2,578百万円、営業利益は1,241百万円、経常利益は977百万円、当期純利益は976百万円、1口当たりの分配金(利益超過分配金を含む)は3,617円となりました。さらには、環境・省エネルギー対策や地域社会への貢献など機関投資家が投資の指標としている2024年度GRESBリアルエステイト評価にも初めて参加し、総合スコアのグローバル順位により5段階で格付されるGRESBレーティングで「1スター」を取得しました。


 本投資法人は、総合型かつ全国が投資対象であるがゆえ、地方の立地の目利き、各エリアのリーシング業者との情報交換など様々な角度から検証を行うことが重要だと考えております。長年の経験に基づいた強みを活かし、優良な物件を見極めながら着実に資産規模の拡大を目指してまいります。

 今後につきましても、金利上昇傾向の中、日本経済の先行きは不透明な状況ではございますが、引き続き“地方から日本を強くしていく”ことを基本理念として、地方を中心とした総合型のポートフォリオを構築することにより、「相対的に高い投資利回り」かつ「安定的な収益」の確保と運用資産の着実な成長を志向し、投資主価値の中長期にわたる向上に努めてまいる所存ですので、引き続き変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。




                                                  2025年3月


                                                  


                                                 

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